めがね先生の勝手にOUTPUT

いろいろな事に勝手に返答します

Q10. 乗り物酔いって対処法ありますか?

はい、こんにちは。
早速調べてみましょう。


今日はCleave Land Clinicのサイトから。
ちなみにクリーブランド・クリニックは、米国で最高の病院の一つとして常にランクされています。2018年から2019年にかけて、U.S. News & World Reportは、14の成人専門分野と10の小児専門分野で全米にランクインしたクリーブランド・クリニックを、ベストホスピタル・オナーロールの第2位の病院としました [Wikipedia] 、とのことです。

 

乗り物酔いとは:

車酔い、船酔い、飛行機酔いをする人は、乗り物酔いをしています。
推定3人に1人は、乗り物酔いを経験します。
女性、そして2歳から12歳の子供がリスクが高いとされます。

 

確かに私も子供の頃はバス旅行で気持ち悪くなることが多かった気がします。

乗り物酔いは、目や耳、体から送られる情報を脳がうまく処理できないときに起こります。

脳は、目、内耳、筋肉、関節など、体の動きを感知する部分から信号を受け取っています。

これらの部位が矛盾した情報を送ると、脳は自分が静止しているのか動いているのかわからなくなります。

脳が混乱すると、気分が悪くなるのです。

例えば、車に乗っているとき。

目は通り過ぎる木々を見て、動きを認識します。

内耳が動きを感知する。筋肉や関節は、体が止まっていることを感知する。

 
乗り物に乗っているときに本を読んだり、スマホいじると気持ち悪くなるのは
脳が混乱している為だったんですね。

 

症状:
ある瞬間は大丈夫だと感じていたのに、突然次のような症状が出ることがあります。

冷や汗が出る。
めまいがする。
疲労感。
頭痛。
イライラする。
集中できない。
唾液の増加
吐き気および嘔吐
皮膚の青白さ。
急速な呼吸、息を呑む

乗り物酔いの時って、突然冷汗が出て、唾液がふえて、気持ち悪くなることが多かった気がします。

以下の要因は、乗り物酔いになる可能性を増加させます。

乗り物酔いの家族歴。
妊娠予防薬内服。
内耳障害。
月経。
偏頭痛。
パーキンソン病
妊娠。

 

乗り物酔いの治療:

①抗ヒスタミン薬。
アレルギーの治療によく使われる抗ヒスタミン剤は、乗り物酔いを防ぎ、症状を和らげることができます。
眠気を催すヒスタミン薬のみが有効です。眠くならないものは効きません。

②貼付剤。
この薬は、吐き気と嘔吐を防ぐために、スコポラミン皮膚パッチまたは経口錠剤を使用します。旅行の少なくとも4時間前に、耳の後ろにパッチを貼ります。3日後にパッチを剥がし、新しいパッチを貼ります。この薬はドライマウスを引き起こす可能性があるため、成人のみに承認されています。

 

市販薬でも飲み薬はいろいろあり、トラベルミンなんかは有名でしょうか?
どうしても飲めなければトラベルミンの注射剤もありますが、現実的ではないですね。
貼付製剤(スコポラミンパッチ)は、日本では承認されていません。貼るだけなら簡単そうですけどね。

 

乗り物酔いを防ぐには:

ハーブ。ミント、ジンジャー、ラベンダーの香りを吸い込む。

②ペパーミントやジンジャーでできたハードキャンディ

③食事と飲み物。水をたくさん飲む。旅行前には、低脂肪で淡白な、でんぷん質の多い食べ物を選ぶ。重い食事や、胃を荒らすような脂っこいもの、辛いもの、酸っぱいものは避けましょう

アルコールとタバコは控える。

新鮮な空気を吸う。換気口からの風を自分の方に向ける。また、車の窓を開けてください。

遠くを見つめる。携帯電話、タブレット、本などを置きましょう。その代わり、遠くや地平線を見るようにしましょう。

仰向けになる。可能であれば、リクライニングして目を閉じます。

⑧ツボを押す。指圧用のリストバンドを身につける。

⑨旅先では常に正面を向くようにしましょう。

 

座る場所によっても、動きの妨げになるものを最小限に抑えることができます。

ボート、船:船の上甲板の真ん中に座りましょう。

バス   :窓際の席を選びましょう。
車    :助手席に座る。

クルーズ船:船の前方または中央のキャビンを予約する。

      できれば低層階で水辺に近い場所を選びましょう。

飛行機  :翼の部分に座る。

電車   :窓側の前方座席を選びましょう。

⑤-⑦何かは学校の遠足なんかでも指導されますね。
乗り物酔い訓練で、でんぐり返し特訓とかした記憶もあります。内耳は鍛えられてたんでしょうか?
車も運転するようになってからは酔わなくなりましたが、後部座席より前側が良いんですね。

乗り物酔いの合併症:

乗り物酔いは深刻な問題を引き起こすことはあまりありません。
過剰な嘔吐は、脱水や低血圧(低血圧症)を引き起こすことがあります。

乗り物酔いをした人の予後:

乗り物酔いは、旅行をストレスや不快にすることがあります。
しかし、動きを止めれば症状は治まるはずです。

 

後遺症なんかは稀のようです。
酔い止めを服用し、座席を工夫して、遠くを見て、ミントを嗅ぐ(なめる)。
こんなとこでしょうか・・