Q3. 体に入ったスパイク蛋白質って、どうにかできないの?
調べてみましたが、あんまりスパイク蛋白質除去に関しては情報がないので、
今回も引き続き、World Council For Healthから「Spike Protein Detox Guide」の引用です。
・スパイク蛋白質阻害:ウツボ草、松葉、エモジン、インドセンダン(ニーム)、
タンポポ葉エキス、イベルメクチン
・スパイク蛋白質中和:Nアセチルシステイン(NAC)、グルタチオン、フェンネル茶、スターアニス(八角)茶、松葉茶、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリ)、 コンフリー(ヒレハリソウ)、ビタミンC
イベルメクチンはスパイク蛋白質と結合し、細胞膜への結合を阻害する可能性があるそうです。
松葉、フェンネル、八角、セイヨウオトギリソウ、ヒレハリソウ等にはシキミ酸が含まれ、中和に役立つそうです。
納豆キナーゼも血栓発生に役立つそうです。
(本当に効くかは臨床試験無しでは不明ですが)これらを見ると、ハーブが多く含まれています。サプリメントとして販売している物も見られます。
・イベルメクチンは処方が必要なので入手困難、かつ適応外使用になるので
医薬品副作用被害救済制度の対象外になってしまいますので医師に相談が必要です。
・松葉茶は高血圧の方にお勧め?とのことで、普通に流通しており入手も容易そうです。松アレルギーの方、血液さらさらの薬(ワーファリン)内服中の方や妊婦(カフェインが微量に含まれる)は避けた方が良いみたいですが。納豆食べて、お茶を飲むくらいなら簡単そうです。
続いて、ACE2受容体。人体の細胞壁、血管内膜、血小板等のに存在し、スパイク蛋白質が結合する部位です。
ACE2受容体を守る物として:イベルメクチン、ヒドロキシクロロキン(+亜鉛)、ケルセチン、フィセチン。
・ヒドロキシクロロキンはマラリア、全身性エリトマトーデスなどの疾患の治療薬ですが、こちらも適応外使用となります。
・ケルセチンはタマネギ、ブロッコリーなどに含まれるフラボノールの一種です(ポリフェノールの仲間みたいなものですね)。
・フィセチンもフラボノールの一種で、抗酸化作用がありイチゴ>リンゴに多く含まれるようです。
サプリは少し高い?のでコスパ的には、タマネギ、リンゴなんかを気をつけて食べれば良いようです。
次は、インターロイキン6。炎症性サイトカインタンパク質。感染症や組織損傷に反応して体内で生成され炎症反応を開始させるタンパク質です。
重症コロナ肺炎治療薬として、トシリズマブ(アクテムラ)という薬があり、こちらは抗IL6受容体抗体薬となっています。
IL6阻害剤として、ボスウェリア・セラータ(インド乳香)、タンポポ葉エキス。
その他、ブラッククミン、クルクミン、魚油、シナモン、フィセチン、ケルセチン、ビタミンD3、亜鉛、マグネシウム、ジャスミン茶、ローリエ、ナツメグ、セージ、等々。
その次はフーリン。スパイク蛋白質にはフーリン切断部位が存在し、フーリンにより切断されることで活性化されるとのことです。
フーリン阻害剤として:ルチン(ソバ)、リモネン(柑橘類の皮)、バイカレン(コガネバナ)、ヘスペリジン(温州ミカン、ハッサクの皮)
最後にセリンプロテアーゼ。酵素の一種で、こちらを阻害することで、
スパイクタンパク質の活性化を防ぎ、ウイルスの細胞への侵入を抑えることができるため、感染率や重症度を低下させることができると考えられているそうです。
後は、どれ位摂取すれば良いかの目安も載ってましたが長くなったので割愛します。
こういった物がどれくらい有効かはわかりませんが、
お茶のんで、納豆、タマネギ、リンゴなんかを食べるくらいならさほど負担にはならなそうですね。